豪華で素敵で悪辣で奇妙なタイトルをつけてあげる話

 

序論;フックとして役たたず


web log。略してブログ。略す必要ある?どうせならlogと訳さない?日本人が決めたかは知らないけど、ちょっと好みじゃない。ログでいいじゃん。ログが良いよ。でもログで完結させようとすると、2文字でちょっと締まりが悪いなとも思う。だからこその3音?見た目ならlogの圧勝よ。

 

 

本論;考えるふりをする

 

ウォームアップ終わり。

タイトルをつける回。なにの?この個体の書く記事が吊るしてある板の名前。掲示板じゃないけど。

無数には思いつかないけど、昨日寝る前にうつらうつらしながら、スマホにメモをぽちぽちうちこんだ。ほとんどは何考えてんのか意味不明。99%ごみだね。精進しろ。けど、そこまでして関心を向けるってことは、自分はタイトルに対して、けっこうお気に入りの名前をつけてあげたいんだろう。

このログ集のコンセプトは。logで思い出すのは数学の記号だよね。意味は完全に忘れました。底とかあったのは覚えてる。乗数の逆数みたいな意味か…?無関心だぁ。

いつだって何も考えずに文字を打ち込むときは、ただ寄り道してしまう癖があるんだね。

 

 

本論・続;タイトルの要素を挙げるぞ

 

これから自分がどんなことを書いていくのかは何もわかってないけど。大きな枠だけは今ちょっと思いつくはず。

嘘はなるたけかかない、飾らない、下品でいい、欲望に溢れていい、答えと結論があやふやでいい、悪辣でいい、奇妙だとなおさらいい。躊躇わない、開き直る、天の邪鬼でいい、多少は自分にとって有益だといい、具体的には金になるといい。貧乏だから。過去と今と未来で言ってることが真逆でいい、ねじれてもいい。感性や考え方が変わったことを受け入れられるなら。

なにか目新しい発見や、情報を調べてわかりやすく砕く場所でもない。誰かを救う場所でもないし。そこらへんのメディア系のように情報を受け渡す場所でもない。あらゆる何かが自分のフィルターを通して、変形して、自分なりの偏見と思い込みをもって、その何かに自分という唯一無二の要素を追加する場所。

この時代のこの場所に、現在は日本のどっかからキーボードを叩いて文字を入力できることを知ったサルが興味本位に投げ散らかす場所。公開する場所。自己満足的で、傲慢で、ただの感想で、文字で、そういうものをネットのいち部分として世界に残しておく場所。

つまりは、俺は(僕は?)いまこの瞬間受動的じゃなくて、自発的にインターネット時代の役者として舞台に上がったという決意表明の場所。

まとめるとどうなんのよ?まとめられんのこれ?

これを書いてるときは、時間経過するまで機械的に文字を入力するモンキー状態だから、読み返すこととかそもそも不可能なのよね。

どっかのだれかではないバーバラ・オークリー(Barbara Oakley)ってアメリカ人の女性が行ってた。書くこと。編集すること。その作業はまったく別のものだから分けろと。同時にするなと。

 

 

寄り道1;書くことと編集の話が始まる。マルチタスクってなんだよ

 

つまり、文字を書くなら、ひたすら書き続ける。まさしくwriteordie。書き続けるか死ぬか。死ぬってのは物理的に一定時間か一定回数のキーボードを叩き続けないと、書いた文字をソフトに消されるって意味だ。
つまづいたらキーボードガチャガチャよ。だからサル。シェイクスピアのような金になる作品を科学者にアーメンされてるチンパンジー


無事に文字を書き終えたら、編集作業をする。編集作業ってなにすんのよ?誤字脱字をなくす?段落を作って読みやすくする?文字を強調したり、大きくしたりして関心を引く?素人って響きいいすねぇ。楽していいよと囁いてくれる。金のためにSEOをガチってる人は尊敬できる。今の俺には全くそんな気が起きない。書いてる今だからですかね?そもそも独自ドメインもってないぜ。


書くこと。編集することは全く別の作業。だから分ける。分ける理由を言ってなかったよね。バーバラ教授は、人間は根本的にマルチタスクに向いてない存在だからと言ってたよ。2つ以上のことを同時にやることはそもそもできないでしょ。できる?新人類かな?いや斜に構えずそういうやつがいるならいるんだろう。


ただ、おれはトマトケチャップでオムライスにハートを書きながら、468845+24562をすることはできないのよ。これおれ暗算できるか怪しいな?もっとも鉛筆で女性的な丸みのあるハートも上手くかけないけど。ボールペンでももちろんできない。
キーボードなら機械的に書けるのいいよね。❤❤。まにふぁくちゃー?バンザイ。
文字を止めちゃならない性質上どうしても寄り道にそれる。


さっきの例だと、オムライスにハートを書くことを中断して、紙に数字を書いて筆算をし始めることは健康的で義務教育の算数を十分に収めた人間ならできるはず。
そのうえで筆算をまた途中でとめる。さっき途中まで書いた赤い曲線の続きから、なんとかハートらしきものを再現することも完璧主義じゃなきゃできるだろう。
人にとってのマルチタスクとは、根本的に中断した作業を複数持っている中で、その中の1つを再開することにほかならない。


マルチタスクの前提とは、自分が中断した作業内容をそれぞれ別々に覚えておく必要がある。
教授はこう言ってた。人間の脳の一時的に覚えられるかたまりは4つまでなんだ、と。
人は七桁までなら覚える能力を最低限もってるとか聞いたことある?なくてもいい。現在はこう考えられてる。人間の脳は4つのかたまりを脳に一時的に溜めておくことができるって。
つまり、おっぱいに関して1つ。さっきの筆算に対して1つ。オムライスのハートに関して1つ。キーボードで次に何打つか考えるに関して1つ。合計4つ。コレ以外に何かを始めると、すでに持っている4つの記憶は徐々に劣化していく。
4つの絵がそれぞれ崩れていったり、薄れていくような感じなのかな。その薄れて崩れた部分や、もともと絵が描かれていた場所に新しい絵が上書きされる。これが4つを超えて5つめを覚えようとすると起きる。


なんでこんな話してるんだ?んんんん。気持ち悪いから続けるます。


人間は関連した情報なら、より一時的な記憶を長く保持できる。女性、おっぱい、おしり、ふとももで4つの要素だろうと、一人の本田翼の情報として関連してるなら、1つのかたまりとして扱えるってこと。


逆に人は今自分が扱っている情報の塊が、それぞれ無関係なほど記憶として思い出すのが難しくなる。また、別の作業をするには脳の回路を切り替える必要がある。脳の部位を台所の料理道具とするなら、野菜を切るには包丁。皮を剥くならピーラー。お前がカイリキーじゃない限り、道具は持ち替えなきゃならん。包丁で皮をむくにしても、切るとは別の動きを求められる。持ち替えるってのは余計な手間になる。


マルチタスクの話に戻ろう。マルチタスクは作業に対応する道具をとっかえひっかえしながら、別の作業を1つずつ進めていくことといえる。作業を同時に行うという意味ではない。その機能は人間に存在しない。人の集中の度合いは道具を入れ替えるたびに失われる。車の速度が減速するように。
ならばこそ、一つの作業を一定時間やり続ける。区切りがついたら、別の作業を行う。これがもっとも効率がいいんだと。


しゃむにに文字をひたすら書くこと。文を編集して文章としての体裁を作ること。この2つの作業は全くの脳の領域を使う。つまり、このクソ長い寄り道の結論は、書いてる時に誤字脱字を直したり、自分の文章表現を書き直すのはやめろってこと。


ライティング経歴24時間未満のベイビーにそんなこと教えられたくない?ばっか。教えてねぇよ。なんたってこれは寄り道なんだから。そもそもコレが正しく、絶対なわけじゃない。
効率は絶対にして、唯一の解じゃない。俺は解答を出せない。会話をしてもいつも結論は支離滅裂だしな。
例えば俺はプラモデルを作ったことはないけど。ペンチでパーツをバラバラしてから組み立てず、パーツを1個切ったらすぐハメる。そうやったっていつかは作れる。それを選ぶのは気分の話だろうさ。文字って無責任で最高だよ。

 

 

本論・続続;


思い出した。そもそもタイトルを考えなきゃいけなかったんだ。このとき現在のはてぶの名前は、”の日記”。”の”の前にあったID消しただけってすぐバレるわな。

そろそろ時間切れだぞ。方針はいまんとこ2つ。

1)何かも考えずにつけたタイトルに対して、愛着が湧くように努力するのか。
2)5分後の編集中の自分がうんうんうなりながら、これで違いねぇぜ!と決めた名言にするのか。
3)あるいはすでにタイトル案は存在するのか。
決めた。編集の時間が来たからこの文章を読み直して決めるぞ。

 

 

 

結論

http://blog.hatena.ne.jp/badapple330/emapple.hatenadiary.jp/edit このURLをタイトルにすらいいじゃん。決まったな。再生可能エネルギーってやつよ。

 

 

寄り道の結論

マルチタスクとは複数の作業を同時に行うことじゃないぞ。

マルチタスクとは中断した別の作業を再開することだぞ。

・人間は4つの情報のかたまりを一時的に覚えられるぞ。

・脳にストレスを与えない執筆方法は、書くことと、編集作業を時間で分けることだぞ。

・たったこれだけの結論にあんな長い蛇足をつけるなんてある種の才能を自分に感じるぞ。

 

書いた時間:経過時間27分15秒だと。
編集した時間:は測ってないけどそこそこかかった。